全日本空輸(ANA/NH)や日本航空(JAL/JL、9201)、スカイマーク(SKY/BC、9204)など航空11社は1月9日、年末年始の予約状況を発表した。対象期間は2023年12月28日から1月3日までの7日間。新型コロナウイルスが5類に移行後、初の年末年始を迎えたことで、各社とも需要が回復。国際線の予約・提供座席数はフルサービス航空会社(FSC)とLCC(低コスト航空会社)でいずれも増加した。特にANAとJALの大手2社はハワイ方面のほか、アジア路線の予約が好調だった。国内線も大手2社でコロナ前の9割近くまで回復した。一方で元日に発生した能登半島地震や、翌1月2日の羽田空港滑走路の一部閉鎖の影響により、欠航が発生した。
11社の発表値を合計すると、旅客数は国際線が前年同期比44.0%増の36万7641人、国内線は3.8%減の220万339人。提供座席数は国際線が41.0%増の45万5083席で、国内線は8.4%減の270万1542席となった。11社平均のロードファクター(座席利用率、L/F)は国際線が1.7ポイント上昇し80.8%、国内線は3.8ポイント上昇し81.4%だった。
ANA
ANAの旅客数は、国際線が前年同期比
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