1月2日夜、羽田空港は海上保安庁機(MA722、ボンバルディアDHC-8-Q300、登録記号JA722A)と日本航空(JAL/JL、9201)の札幌(新千歳)発羽田行きJL516便(エアバスA350-900型機、JA13XJ)が衝突した事故の影響で閉鎖されていたが、午後9時30分に4本ある滑走路のうち、事故が起きたC滑走路を除く3本の運用を再開した。JALによると、2日は国内線と国際線合わせて119便が欠航し、約2万人以上に影響が出た。
国内線は、羽田を定刻午後5時15分に出発予定だった那覇行きJL923便など計116便が欠航。約1万9920人に影響が及んだ。
国際線は、羽田午後6時5分発の発台北(松山)行きJL99便、羽田午後7時45分発のソウル(金浦)行きJL95便、北京現地時間午後4時40分発の羽田行きJL22便の3便が欠航。約450人に影響が出た。
3日の国際線は、羽田を定刻午前0時10分に出発予定だったバンコク行きJL33便が午前2時発になるなど、一部の便に遅れは出るものの順次運航を再開する。
全日本空輸(ANA/NH)では、2日の国内線は118便が欠航。このうち羽田の滑走路閉鎖によるものが110便、1日に発生した「令和6年能登半島地震」の影響によるものが8便で、滑走路閉鎖による欠航110便の影響者数は約2万3700人となった。国際線は7便が欠航し、約1150人に影響が出た。
海上保安庁機とJL516便の衝突事故では、JL516便の乗客乗員379人は全員脱出したが、海保の乗員6人のうち5人の死亡が確認され、機長が重傷だという。
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日本航空
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