全日本空輸(ANA/NH)は1月2日、羽田-能登線を4日まで全便欠航すると発表した。1日に発生した「令和6年能登半島地震」により、滑走路閉鎖が続いているため。
同路線は1日2往復4便。2日までの欠航は発表済みで、3日は4便欠航で約480人に影響、4日も4便欠航で約430人に影響が生じる。
地震の影響によるANAの国内線全体の欠航は、1日から4日までの4日間で32便が欠航となり、約3180人に影響が及ぶ。
ANAは、2日は臨時便を2路線4便設定。羽田-小松線と福岡-小松線を1往復2便ずつ設定した。
国土交通省によると、能登空港の滑走路上に深さ10センチ、長さ10メートル以上のひび割れが4-5カ所あり、航空局庁舎などにも被害が出ているという。
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