エアライン, 官公庁, 空港 — 2024年1月2日 00:54 JST

能登空港、滑走路にひび 小松は異常なし

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 国土交通省によると、1月1日に発生した「令和6年能登半島地震」の影響で、能登空港では滑走路上に深さ10センチ、長さ10メートル以上のひび割れが4-5カ所あった。航空局庁舎などにも被害が出たものの、人的被害の報告はないという。

能登空港(同空港のXから)

 能登空港では震度6強を観測。建物外へ160人程度が避難し、毛布を支給済みだという。定期便は全日本空輸(ANA/NH)の羽田線1日2往復のみで、2日は全4便の欠航が決定した(関連記事)。

 小松空港では震度5強を観測し、自衛隊による滑走路点検の結果、異常はなかった。従業員や利用者、周辺住民はターミナル3階へ400人程度が避難しているという。富山空港も震度5強を観測したが被害はなかった。

 新潟空港は震度5弱を観測し、津波警報解除後に点検予定。1日は午後4時10分以降の全便が欠航となった。

 庄内空港は震度4を観測し、避難中のツアー客28人は1日午後8時30分ごろに全員がバスで空港を出た。滑走路点検は2日朝の運用開始前を予定している。

 このほか、震度3以上の地震を観測して被害がなかった空港は、震度5弱が福井、震度4が松本、震度3が羽田、秋田、美保(米子)、鳥取、出雲、壱岐、県営名古屋(小牧)。

関連リンク
国土交通省
地震情報(気象庁)
気象庁
運航の見通し(ANA)
運航の見通し(JAL)

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