一部のパイロットと客室乗務員がストライキを実施しているジェットスター・ジャパン(JJP/GK)は12月29日、ストの影響で国内線の約8%にあたる9便が欠航となり、約1500人に影響が出る見通し。
*JALが臨時便設定。記事はこちら。
欠航が決まったのは、29日の成田を午前6時に出発予定だった札幌(新千歳)行きGK101便、札幌午前8時20分発の成田行きGK100便、成田午前9時25分発の旭川行きGK801便、旭川正午発の成田行きGK800便、関西午前7時15分発の成田行きGK200便、成田午前8時発の松山行きGK401便、松山午前10時25分発の成田行きGK408便、関西午前8時40分発の那覇行きGK351便、那覇午前11時50分発の関西行きGK350便の国内線9便。29日に運航予定の国内線113便のうち約8%にあたる。国際線は通常通り運航する。
欠航便の利用者には、ほかの同社便への振り替えや払い戻しなどを実施する。
ストを実施しているのは、同社のパイロットと客室乗務員のうち、一部が所属する労働組合「ジェットスター・クルー・アソシエーション(JCA)」のパイロットと客室乗務員。今年8月以降、一部の未払い残業代の支払いについて会社と組合が交渉を進めてきたが合意に至らず、ストを実施している。
ストの期間は22日から2024年1月7日までを予定。これまでにパイロットのストや病欠により、24日から26日までの3日間で計6便が欠航している。27日と28日は欠航しなかった。同社によると、該当する残業代については、今年7月分の給与から対象者への支払いを開始し、以前の分については手作業で計算するため時間がかかるとして、1月から支払いを開始すると組合側に伝え、組合が求めている事務所も8月末までに会議室を提供するという。
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