全日本空輸(ANA/NH)は12月20日、同社の国際線エコノミークラスで提供する機内食をイメージしたカプセルトイを発売すると発表した。機内食の通販が200万食を突破したことを記念したもので、約4センチの手乗りサイズの小さなフィギュアに仕上げた。12月と2024年1月に5種類ずつ計10種類販売する。
12月発売分はビーフハンバーグステーキ、シーフードドリア、パンケーキとエッグタルト チキンソーセージ添え、ビーフシチュー&とろとろ玉子のオムライス、牛すき焼き丼、1月下旬発売分は鶏てりやき金平丼、大阪大黒ソースチキンカツカレー、牛焼肉カルビ丼、とろとろ玉子の鰻玉丼、チキン南蛮丼の5種類ずつ。1つ400円(税込み)で、いずれもミニチュア箸も付く。販売はカプセルトイブランド「TAMA-KYU(タマキュー)」を展開するブシロードクリエイティブ(東京・中野坂上)が手掛ける。
ANAは国際線機内食の通信販売を2020年12月に開始。ANAグループで機内食を手掛けるANAケータリングサービス(ANAC)が販売し、今年9月に累計200万食を突破した。
また200万食突破を記念し、弁当箱と食べられる機内食のセットも販売。ハンバーグやタンドリーチキン、パエリアなど8種類と、機内食の容器に似せた弁当箱2つをセットにした。ANAの通販サイト「A-style」などで取り扱う。
関連リンク
全日本空輸
ANAケータリングサービス
TAMA-KYU
機内食通販の舞台裏
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