JAL、羽田初日の出に3年連続A350　成田は787、中部はJTA＝24年元日

　日本航空（JAL/JL、9201）グループは11月17日、初日の出と初富士を楽しむ「初日の出 初富士フライト」を2024年1月1日に羽田と成田、中部発着で実施すると発表した。羽田発着には3年連続でエアバスA350-900型機を投入する。いずれのコースとも抽選販売で、17日から申し込みを同社のウェブサイトで受け付けている。

A350を初投入したJALの22年初日の出フライト＝22年1月1日6時53分 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

　申し込み1次から3次までの3回受け付ける。1次募集は3コースとも17日午後3時に開始し、羽田と成田は19日、中部は21日のそれぞれ午後11時59分まで。2次募集は羽田と成田が20日、中部が22日のそれぞれ午前0時から29日午後11時59分、3次募集は30日午前0時から12月4日午後5時まで。満席となり次第、キャンセル待ちでの受け付けとなる。いずれのコースも機内でおせち風弁当を用意し、JALの整備士が手作りしたオリジナルのキーホルダーなどの特典が付く。

—記事の概要—
・羽田はA350
・成田は787-8
・中部はJTAの737

羽田はA350

　羽田発着の便名はJL2024便で、羽田を午前5時45分ごろ出発後に千葉県銚子付近の上空で初日の出を観賞。南西に針路をとり、伊豆半島付近から富士山の南を通過後、三河湾付近で折り返し、羽田へ午前8時ごろ戻る。募集人数は350人で、機材はA350-900（3クラス369席：ファースト12席、クラスJ 94席、普通席263席）を投入する。

　旅行代金は大人・子供同額で、ファーストクラスが窓側から2席で20万4000円（2人分）、中央席2席が15万6000円（2人分）。クラスJは窓側から2席が15万円（2人分）、窓側を含まない席（中央席）は5万5800円（1人分）、翼上の窓側から2席は13万4400円（2人分）となる。

　普通席は窓側から3席3人利用で15万5400円（3人分）、2人利用で12万2400円（2人分）、窓側を含まない中央席は3万3000円（1人分）で、翼上の席は窓側から3席3人利用で13万7400円（3人分）、2人利用で10万8000円（2人分）、窓側を含まない席は2万9400円（1人分）となる。

成田は787-8

　成田発着はJL2424便で、機材はボーイング787-8型機の国際線仕様機（2クラス206席：ビジネス30席、エコノミー176席）を使用する。成田を午前5時35分ごろ出発し、午前6時ごろに離陸。千葉県館山沖で初日の出を観賞し、富士山を眺めてから静岡の手前で方向を変え、伊豆諸島の三宅島付近を通り、午前8時ごろ成田へ戻る。募集人数は174人。

　旅行代金は大人・子供同額で、ビジネスクラスが窓側から2席で18万6000円（2人分）、翼上の窓側席は2席で16万5600円（2人分）、窓側を含まない席（中央席）は2席で14万400円（2人分）。エコノミークラスは窓側から2席が12万円（2人分）、窓側を含まない席は2万8800円（1人分）で、翼上の席は窓側から2席が9万9600円（2人分）、1席が8万2800円（1人分）。窓側を含まない席は2万7000円（1人分）となる。

中部はJTAの737

　中部発着はJALグループの日本トランスオーシャン航空（JTA/NU）が運航する。便名はNU2024便で、機材は737-800（2クラス165席：クラスJ 20席、普通席145席）を使用する。中部を午前5時55分ごろ出発し、名古屋上空から南アルプスへ向かい初日の出を観賞。富士山の西側を通過し、午前7時25分ごろ中部へ戻る。募集人数は150人。

　旅行代金は大人・子供同額で、クラスJは窓側から2席が15万円（2人分）、3席が19万4400円（3人分）。普通席は窓側から3席3人利用で14万4000円（3人分）、2人利用で12万円（2人分）、1人利用で7万9200円（1人分）、窓側を含まない中央席は3万6000円（1人分）で、翼上の席は窓側から3席3人利用で10万8000円（3人分）、2人利用で9万円（2人分）、1人利用で6万7800円（1人分）、窓側を含まない席は2万7000円（1人分）となる。

関連リンク
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