エアライン, ボーイング, 機体 — 2023年11月15日 11:50 JST

エチオピア航空、787と737MAX最大67機追加発注へ

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 ボーイングと国営のエチオピア航空(ETH/ET)は現地時間11月14日、787-9型機を11機と737 MAXを20機の計31機の追加発注で合意したと開催中のドバイ航空ショーで発表した。アフリカからのボーイング機の発注では過去最大で、それぞれ15機と21機の合わせて36機分の追加発注権を含む。

エチオピア航空の737 MAX(ボーイング提供)

 エチオピア航空は、2035年に向けた機材更新など成長戦略に今回発注の機材を充てる。契約が確定すると、ボーイングの受注残に加わる。

 同社は現在80機以上のボーイング製ジェット機を保有。787は787-8を19機と787-9を10機の計29機を運航している。今回ボーイングとエチオピア航空は、787既存機の客室改修でも合意し、ボーイングのジョイントベンチャーであるアディエント・エアロスペース製ビジネスクラスシートをはじめ、先進的な機内エンターテインメント(IFE)や新シートを全クラスに導入する。

 737 MAXは、737-8(737 MAX 8)を13機保有。同型機にとって2回目の墜落事故は、2019年3月10日にアディスアベバ発ナイロビ行きET302便(737 MAX 8、登録記号ET-AVJ、2クラス160席)で起きた。

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