日本航空(JAL/JL、9201)とNRIデジタル(横浜市)、野村総合研究所(NRI、4307)の3社は、国内線特典航空券の目的地をシステムが決める「どこかにマイル」の新たなサービスとして、札幌(新千歳・丘珠)発着路線を対象路線に追加し、11月21日から受け付けを始める。
どこかにマイルは、4カ所の行き先候補の中から最終的な行き先をシステムが決める特典航空券。往復7000マイルで、思いがけない地域への旅行を楽しんでもらう仕組み。発着地はこれまで羽田と伊丹、関西、福岡の4空港で、今回新千歳と丘珠の2空港が加わる。
21日から追加される路線は、新千歳発着が女満別、青森、花巻、仙台、新潟、羽田、中部、伊丹、関西、広島、福岡で、丘珠発着が女満別、釧路、函館、利尻、奥尻、根室中標津、三沢、秋田となる。
JALによると、どこかにマイルは2016年12月のサービス開始以来、9月末時点でのべ58万人が利用したという。
・「行き先は本当にランダムです」特集・JALとNRI「どこかにマイル」担当者に聞いてみた(16年12月12日)
・JALどこかにマイル、搭乗5日前まで申込可に 福岡発着を追加(20年10月2日)
・JAL、どこかにマイル離島版 那覇・鹿児島発、6000マイルで行き先お任せ(18年4月19日)