冬ダイヤ初日の10月29日、札幌の丘珠空港を訪れると新潟空港を拠点に就航を目指すトキエア(TOK/BV)のカウンターが目に付いた。すでに今夏には設置されていたものだが、現在は就航未定の状態が続いている。
トキエアのカウンターは、丘珠空港1階にある。ここを拠点とする北海道エアシステム(HAC、NTH/JL)のカウンター左手にあり、かつては従業員が行き来していたエリアに新設された。受託手荷物がある乗客1人と、ない乗客1人の応対ができるくらいの広さだ。
新潟から最初に就航を計画している札幌の丘珠空港との間で路線訓練飛行は、4月9日から開始。トキエアの長谷川政樹社長は10月27日に新潟空港で会見を開いたが、新たな就航日については明言を避けた。現在は整備規程の修正など、国土交通省航空局(JCAB)などからの指摘事項の対応を最優先にしているといい、一連の準備が整い次第、就航日や予約開始日を明らかにする。
一方、トキエアの本拠地となる新潟空港もカウンターは設置済み。丘珠と比べやや広く、受託手荷物がある乗客2人分程度の広さとなっている。
トキエアは当初、2022年の就航を計画していたが、今年6月30日に延期となり、6月に入ると8月10日に再延期となって以降は、就航予定日を公表していない。機材は仏ATR製ターボプロップ機ATR72-600型機を2機受領済み。
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トキエア
会見で状況説明
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