国土交通省航空局(JCAB)は、三宅島空港の施設変更に関する公聴会を11月17日に開く。東京都から空港等施設変更許可申請があり、滑走路などの短縮により進入表面などが変更されるため。
今回の公聴会は、都が滑走路長を現在の1200メートルから1060メートルに短縮するなどの変更により、進入表面などが変わることから開催が決まった。対象施設の供用開始は2025年8月1日を予定している。
17日午前11時から三宅村文化会館で開催予定。傍聴希望者は当日午前10時から会場で受け付け、先着100人となる。
三宅島空港は都が管理する地方管理空港で、1966年3月1日開港。1976年11月15日から滑走路が1200メートルに延長された。現在は新中央航空(CUK)の調布-三宅島線(ドルニエ228、19席)、東方航空のヘリコミューター路線「愛らんどシャトル」の大島-三宅島線、三宅島-御蔵島線が就航している。
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