ボーイングは10月7日、737-800を貨物機に改修した737-800BCF(ボーイング・コンバーテッド・フレーター)の150機目を納入したと発表した。X(旧Twitter)には、機体改修のプロセスを紹介する動画を公開した。
小型旅客機の737-800を貨物機に改修した737-800BCFは、2018年就航。最大23.9トン(5万2800ポンド)の貨物を積み、約3750キロ(2025海里)運航できる。客室部分を転用するメインデッキの貨物スペースには、標準サイズのパレットを11、半分のパレット1つを搭載できる。2022年9月には、100機目の737-800BCFが航空機リース世界最大手のエアキャップに引き渡された。
これまでに40社以上の運航会社が世界で約12万5000便を運航し、30万飛行時間にのぼる。
We’ve delivered our 150th 737-800 Boeing Converted Freighter (BCF)! 🎉✈️
Since delivering the first 737-800BCF in 2018, the platform has surpassed:
✈️ 125K flights
✈️ 300K flight hours
✈️ 40+ global operators
Check out this video of the full conversion process. pic.twitter.com/zcdXtPkpse
— Boeing Airplanes (@BoeingAirplanes) October 6, 2023
関連リンク
We’ve delivered our 150th 737-800 Boeing Converted Freighter (BCF)! (Boeing Airplanes)
Boeing
ボーイング・ジャパン
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