ユナイテッド航空(UAL/UA)は現地時間10月3日(日本時間4日)、新機材110機を発注したと発表した。内訳はボーイング787-9型機が50機、エアバスA321neoが60機で、既存のオプション(仮発注)や購入権を確定発注に切り替えた。2機種とも追加発注で、2028年から順次受領する。
787-9は2028年から2031年、A321neoは2028年から2030年にかけて受領。同時に787は最大50機のオプションを確保し、10年後にはA321neoの購入権40機分を獲得する。
今回の契約により、ユナイテッド航空の787-9の確定発注は150機となった。3機種ある787をすべて導入しており、8月31日時点で標準型の787-8を12機、長胴型の787-9を38機、超長胴型の787-10を21機の計71機を受領済み。エンジンはすべてGE製GEnx-1Bとなる。
A321neoと派生型の確定発注は計180機になり、内訳はA321neoが130機、超長距離型のA321XLRが50機となる。
ユナイテッド航空は、今年から2032年末までに約800機の単通路機と双通路機の受領を計画している。
関連リンク
ユナイテッド航空
Boeing
ボーイング・ジャパン
Airbus
・ユナイテッド航空、100機目の737MAX受領(23年4月8日)
・ユナイテッド航空、787最大200機発注 737MAXも100機追加、767は2030年退役(22年12月13日)