キャセイ、A320neo系32機追加発注　64機に倍増

　エアバスは現地時間9月29日、キャセイパシフィック航空（CPA/CX）を中核とするキャセイグループがA320neoファミリーを32機追加発注したと発表した。今回の発注で同グループによるA320neoファミリーの総発注数は64機に倍増し、うち13機は引き渡し済み。

キャセイパシフィック航空のA321neo（エアバス提供）

　今回追加発注した32機は、A321neoとA320neoの2機種で構成。キャセイパシフィック航空と傘下のLCCである香港エクスプレス航空（HKE/UO）が運航する。

　A320neoファミリーのエンジンは2種類あり、仏サフランと米GEの合弁会社であるCFM製のLEAP-1Aと、米プラット・アンド・ホイットニー（PW）製「PW1100G-JM」から選べる。キャセイがすでに導入しているA321neoは、LEAP-1Aを選定している。

香港エクスプレス航空のA320neo（エアバス提供）

関連リンク
キャセイパシフィック航空
Airbus

・キャセイ、台北経由の関空再開　成田増便、1日1往復ずつ（23年6月1日）
・キャセイドラゴン航空、運航停止　グループ24％人員削減へ（20年10月21日）
・キャセイパシフィック航空、香港エクスプレスを子会社化（19年7月22日）
・キャセイドラゴン航空、A321neoを32機導入へ　キャセイグループ、確定発注（17年9月15日）