佐賀県は「佐賀県日本酒で乾杯を推進する条例」制定10周年を記念したイベントを、10月1日に佐賀駅前交流広場で開催する。県内の酒蔵が手掛ける日本酒が楽しめる「立ち飲みSAGA BAR」やグルメブースなどを設けるほか、鹿児島県産の焼酎を販売するブースも用意する。
県は同条例を2013年6月27日に施行。都道府県では全国初の条例で、これまでの10年と今後の10年を考える企画として「日本酒の日」である10月1日に「佐賀酒(さがさけ)乾杯条例10周年記念イベント」を開催することにしたという。
SAGA BARでは、県内22蔵の日本酒を1杯500円から販売。また「佐賀・鹿児島エールプロジェクト」の一環として「鹿児島ブース」を設け、鹿児島県内8蔵の焼酎を1杯300円から販売する。フードエリアには、県内で人気の飲食店などが佐賀の日本酒にあう料理を販売する。
会場ではミュージシャンらのライブやトークショーも開かれ、午後6時からは山口祥義知事をはじめ来場者全員で乾杯。先着200人にふるまい酒を無料で用意し、乾杯の参加者限定で佐賀の日本酒の抽選会を開催する。開催時間は午後1時から午後7時まで。
県は新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響で航空需要が激減した際、全日本空輸(ANA/NH)を中核とするANAグループ社員の出向を2020年度から最大11人を受け入れ、地酒など県産品のプロモーションや地域活性化などを進めてきた。
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