エアバスは現地時間9月26日、新設する民間航空機事業のCEO(最高経営責任者)に、クリスチャン・シェーラーCCO(最高営業責任者)を任命したと発表した。新組織体制は2024年1月1日を目処に発足する見通し。
エアバスのギヨム・フォーリCEOは「シェーラーが民間航空機のCEOに就任することで民間航空機事業の成長を促進し、私はエアバスのCEOとして急速に変化し続ける複雑でグローバルな課題に対応するため、エアバス全体の舵取りに専念できる」とコメント。世界的に企業が対処すべき多様な課題がある中、好調な民間航空機事業は専任CEOに任せ、フォーリ氏は次世代のエアバスのあり方を構築していく。
シェーラー氏はフォーリCEOの直属となる。「民間航空機事業の指揮を執る役目を与えられたことは大変光栄。世界中のパートナー、サプライヤーと緊密に協力し、航空業界の脱炭素化に向けたロードマップに取り組む」と抱負を述べた。
関連リンク
Airbus
・鶴イメージしたバレエでお披露目 特集・JAL A350初号機受領(デリバリー編)(19年6月15日)
・「リージョナルジェットより景色も燃費も良い」特集・ATRシェーラーCEOに聞く日本戦略(17年11月14日)
・ATR、新CEOにシェーラー氏(16年10月19日)