宮崎空港に本社を置くソラシドエア(SNJ/6J)は、県産キャビアの販売を自社の通販サイト「ソラシドエアオンラインショップ」で9月1日から始めた。九州・沖縄の商品を取り上げる産地直送の第1弾で、包括的連携協定を結ぶ宮崎県日南市の井上酒造が手掛ける「日南発(ひなた)キャビア」を販売する。
キャビアはチョウザメのタマゴを塩漬けにしたもの。宮崎県では100億円事業を目指してキャビアが生産されており、チョウザメの養殖は日本一。販売するのは、フランス産岩塩を使った「日南発キャビア」(税込8500円)と、キャビアと「キャビアフィッシュの燻製」のセット(同9300円)の2点で、冷凍クール便で配送し、価格には送料も含まれる。
1894(明治27)年創業の井上酒造は、焼酎の仕込みに使う敷地内の湧き水「榎原湧水(よわらゆうすい)」を活かしてチョウザメの養殖を2012年から始め、国産キャビアを製造している。
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ソラシドエアオンラインショップ
ソラシドエア
井上酒造
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