日本航空(JAL/JL、9201)は9月1日、11月下旬に投入を計画している長距離国際線機材エアバスA350-1000型機のSNSキャンペーンを始めた。1路線目となる羽田-ニューヨーク線の往復航空券を、クイズの当選者の中から1組2人にプレゼントする。
クイズの問題は、JALが導入するA350-1000のクラスごとの座席数。解答する際は、ファースト、ビジネス、プレミアムエコノミー、エコノミーなど、クラスごとに座席数を記入する。
X(旧Twitter)のアカウントを持っている人が対象で、JALのアカウント「JALs_now」をフォローし、同アカウントから「#JAL_A350_1000クイズ」と記載されている投稿をリポスト(リツイート)し、クイズの答えをコメント欄に解答すると応募完了となる。
応募期間は9月1日から20日まで。航空券の利用可能期間は12月1日から2024年2月29日までで、このうち12月22日から1月3日は対象外となる。また、航空券以外の費用は利用者負担となる。
JALのA350-1000は、ボーイング777-300ER型機の後継となる国際線フラッグシップ。羽田-ニューヨーク線が最初の投入路線で、19年ぶりに国際線の“顔”となる長距離路線の機材を刷新する。就航日や機内インテリア、機内サービスなどは10月2日に発表を予定している。
777-300ERの座席数は4クラス244席で、ファースト8席、ビジネス49席、プレミアムエコノミー40席、エコノミー147席。海外でA350-1000を導入している航空会社の場合、カンタス航空(QFA/QF)が超長距離国際線計画「プロジェクト・サンライズ」に投入する機体は4クラス238席で、ファーストスイートが6席(1列1-1-1席)、ビジネススイートが52席(1-2-1)、プレミアムエコノミーが40席(2-4-2)、エコノミーが140席(3-3-3)となっている。
また、JALはCGによるA350-1000が飛行しているイメージ動画をYouTubeに公開した。
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