日本航空(JAL/JL、9201)と傘下のJALUX(ジャルックス)、ノルウェー大使館水産部の3者は8月29日、ノルウェー産のサバを冷凍せず生のまま空輸する「サバヌーヴォー」について、今年も提供すると発表した。今回で3年目となる取り組みで、機内食や販売のほかイベントで無料提供する。サバヌーヴォーは肉厚のふわっとした食感が特長で、新しい「秋の風物詩」としての定着を目指す。
ノルウェー産のサバは、脂肪が乗る9月下旬から11月初旬に最盛期を迎える。通常のサバは1尾あたりの重量が200から600グラム、脂肪率が20-30%で、このうち重量が500グラム以上、脂肪率が30%以上のものを「サバヌーヴォー」と命名し、生鮮状態で日本に空輸。仏産ワインのボジョレー・ヌーヴォー(ボージョレ・ヌーボー)を模して命名したサバヌーヴォーは、ノルウェーにいるJALUXの社員が選別する。
今年の“解禁日”は9月22日で、今年は販路を日本各地へ展開させる。24日までの3日間は、東京スカイツリーの真下にある商業施設「東京ソラマチ」で開催する「ノルウェーシーフードフェス」で無料提供。同イベントではサバヌーヴォーの炭火焼きを1日2000食ずつ用意するほか、サーモン料理のキッチンカーも出店する。
JAL国内線ファーストクラスでは、朝食としても提供する。9月21日から30日までは羽田着便、10月21日から30日までは羽田発便で用意し、それぞれ塩さばを提供する。対象は午前10時29分までの到着・出発便。またサバヌーヴォーを使用した加工品も販売予定で、JALUXが運営するオンラインショップでの取り扱う。
このほか9月22日の解禁日には、クイーンズ伊勢丹の一部店舗で先行販売する。
関連リンク
日本航空
JALUX
ノルウェー産シーフード サバ(ノルウェー水産物審議会)
ノルウェーシーフードフェス(現在アクセス不可)
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