ボーイングは現地時間11月7日、787-9型機の2号機(登録番号N789FT)の初飛行に成功したと発表した。
7日午前8時6分に米ワシントン州エバレットのペイン・フィールドを離陸し、午後0時24分に同州シアトルのボーイング・フィールド(キング郡国際空港)へ着陸した。
2号機には客室の内装が取り付けられており、アビオニクスや機体性能の試験のほか、環境制御システムのテストなども実施される。ボーイングでは9月下旬に2号機が完成して以来、地上での試験を行ってきた。
787-9のローンチカスタマーであるニュージーランド航空(ANZ)へは、2014年中頃に初号機が引き渡される予定。ANZは787-9を10機を発注済み。日本国内では、全日本空輸(ANA)を傘下に持つANAホールディングス(9202)が30機、日本航空(JAL、9201)が20機の787-9を発注している。
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