エアバス, エアライン, 機体, 空港 — 2023年8月3日 14:14 JST

ピーチ、A321LRで関空-高雄再開 足もと広めシート

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 ピーチ・アビエーション(APJ/MM)は、関西-高雄線を約3年半ぶりに再開した。機材はシートピッチが広い最新のエアバスA321LRを投入している。

ピーチのA321LR=PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 関西-高雄線は2014年1月18日に開設したが、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の拡大に伴い、2020年3月1日から運休。高雄は台湾南部を代表する都市で、約3年半ぶりに8月1日から再開し、週7往復(1日1往復)運航する。

 運航スケジュールは、高雄行きMM35便が関西空港を午前11時20分に出発し、午後1時45分着。関西行きMM36便は午後2時35分に高雄を出発して、午後6時35分に到着する。片道運賃は1万6480円から。

 1日の再開初便となった高雄行きMM35便は、満席近い乗客213人(幼児3人含む)を乗せて関空を午前11時51分に出発した。

 A321LRは座席数が1クラス218席で、2012年3月の就航時から使用しているA320ceo(従来型A320)の1クラス180席や、低燃費・低騒音の新型エンジンを搭載し、2020年10月に就航したA320neo(1クラス188席)よりも約1.2倍多い乗客を運べる。シートピッチは大手の国内線機材と同等の30-32インチ(約76-81cm)で、A320ceoの28インチ(約71cm)と比べ約5-10cm広い。充電用USB端子も装備し、端子の形状はType-Aを採用した。

運航スケジュール
MM35 関西(11:20)→高雄(13:45)運航日:毎日
MM36 高雄(14:35)→関西(18:35)運航日:毎日

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