工学院大学は、航空理工学専攻の説明会を7月23日に、受験生・保護者を対象に開催する。同大の先進工学部機械理工学科航空理工学専攻では、機械理工学科のカリキュラムを履修しながらパイロットになるための訓練を受け、工学知識と操縦技術を修得した人材の育成を目指す。
説明会では、同大の航空理工学専攻特任教授を務める日本航空(JAL/JL、9201)の山本潤機長が講演。機長の経験をもとに、パイロットに求められるスキルや資質、エアラインパイロットの魅力を伝える。操縦訓練を完了した在学生も登場し、訓練の様子など体験談を披露する。また希望者を対象とした個別の進学相談では、カリキュラム、訓練費用、入試情報を説明し、希望する受験生と高校生にはフライトシミュレーターの体験搭乗も提供する。
23日の説明会は、東京・新宿にある工学院大の新宿キャンパスで午後1時から開催する。事前の申し込みが必要で、同大のウェブサイトから申し込む。また9月と10月にも説明会を開催。申し込み受け付けは順次始める。
航空理工学専攻は、JALの自社養成パイロット採用選考への推薦資格の取得を目指す「エアラインパイロット指定校推薦コース」を設けている。
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