日本航空(JAL/JL、9201)は7月3日、社外向けビジネスコンテスト「JAL Wingman Project(JALウイングマンプロジェクト)」を開催すると発表した。JALグループと協業するパートナーをコンテスト形式で募る。
コンテストのテーマは「より良い社会を目指し、社会に価値を生む新規事業を共に生み出す」。JALが持つ人・モノ・ノウハウ・場所などを活用し、コンテストで最優秀賞に選出されたパートナーとJALが主に非航空事業で連携していく。
応募と書類提出は7月31日までで、書類による1次選考を8月上旬から中旬、対面面接の2次を8月21日と22日、最終選考を9月13日に実施。協業期間は10月1日から2024年3月31日までの半年間となる。
最終選考(ピッチコンテスト)に残った企業の中から、最優秀賞と審査員賞を選ぶ。副賞として、最優秀賞の企業には、協業や期間中に実施する実証実験などの費用支援として最大1000万円(人件費除く)を用意し、航空券も支援する。審査員賞の場合は国内航空券3往復分で、利用制限がある。
応募資格や必要書類の詳細などは同社ウェブサイトに掲載している。
関連リンク
JAL Wingman Project
日本航空
特集・JAL赤坂社長に聞くコロナ後の成長戦略(全4回)
(1)「成田はアジア-北米乗継で一番近い」
(2)旗艦機A350-1000客室「昔ほど自由に作れない」
(3)航空業界の2050年脱炭素化「全然厳しい」
(4)「あまり航空から離れてもうまくいかない」
インタビュー先行記事
・【独自】JAL赤坂社長「若者の海外旅行離れはコロナと別問題」ZIPAIR活用し新旅行商品(23年6月7日)
株主総会
・「特典航空券の変更不可なぜ?」JAL株主総会、新運賃やステータス説明(23年6月23日)
JALイノベーションラボ
・JAL、イノベーションラボ公開 社内外と交流、新ビジネスに(18年5月30日)
特集・JALさん、シリコンバレーで何やってるんですか?
前編 表敬訪問で終わらせない
後編 地に足着いたベタなイノベーションを