航空機リース大手エアキャップは、エルアル・イスラエル航空(ELY/LY)とボーイング787-9型機2機のリース契約を締結したと現地時間6月19日から25日まで開催中のパリ航空ショーで発表した。2025年第4四半期と2026年第1四半期に機体の引き渡しを予定している。
エルアルによると、今回契約した機体は18機目と19機目の787で、路線網拡大につなげる。貸主となるエアキャップは世界最大の787オーナーで、126機を保有・管理・発注している。
また、エルアルは今年3月に、初の日本路線となるテルアビブ-成田線を開設。テルアビブ発は3月1日から、成田発は5日から運航を始めた。機材は787-8(3クラス238席:ビジネス20席、プレミアムエコノミー35席、エコノミー183席)または787-9(3クラス271席:ビジネス32席、プレミアムエコノミー35席、エコノミー204席)となる。
関連リンク
EL AL Airlines
AerCap
Boeing
ボーイング・ジャパン
・ANAとエルアル・イスラエル航空、コードシェア24年開始へ(23年6月5日)
・エルアル・イスラエル航空、成田3月就航 787で週2往復(23年2月11日)
・エルアル、成田-テルアビブ23年3月開設へ イスラエルから初定期便、コロナで3年遅れ(22年10月13日)
・エルアル、成田就航4月に延期 イスラエル、日本を入国制限国に(20年2月29日)
・イスラエルから成田へ初チャーター到着 20年3月に定期便(19年9月14日)
・エルアル、成田-テルアビブ20年3月11日就航へ 週3往復、イスラエルから初定期便(19年9月6日)
・国交省、イスラエル当局と成田乗り入れ合意 週14往復(15年7月10日)