関西・伊丹・神戸の関西3空港を運営する関西エアポート(KAP)が6月14日に発表した2023年3月期通期の連結決算は、純損益が190億円の赤字(前期22年3月期は303億円の赤字)で、民営化後初の赤字となった2021年3月期から3期連続の最終赤字となったが、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の水際対策が緩和されたことで、前期と比べて赤字を113億円圧縮した。
—記事の概要—
・23年3月期
・24年3月期見通し
23年3月期
売上高に当たる2023年3月期の営業収益は前期比50%増の999億円、EBITDA(利払前税引前償却前営業利益)が290億円の利益(前期は96億円の利益)、営業損益が148億円の赤字(同333億円の赤字)、経常損益が256億円の赤字(同427億円の赤字)となった。
営業収益のうち、着陸料など航空系収入は
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