単行本『コックピットの使命 世界で活躍するパイロットを目指す君へ』(著者:谷口一貴 、発行:幻冬舎メディアコンサルティング)が発売中。税込1760円。
「テクニックや知識だけでは務まらない
世界水準のパイロットに必要なのは命を預かるプロとしての「使命感」
世界中の空をはばたくパイロット――多くの人が憧れる一方で、その椅子に座ることのできる人は限られています。
しかし、狭き門といわれている操縦士資格の取得以上に難しいのは、パイロットの仕事を続けていくことです。多忙で不規則な職務において、ミスの許されない、多くの人の命を預かるプレッシャーに耐えられずに退職する人は相当数に上ります。
せっかく多額の費用を費やし努力を重ねてパイロットになっても、すぐに続けられなくなってしまっては、夢を叶えたとはいえません。
「世界に通用するパイロットの育成」という理念のもとフライトスクールを経営し、自ら多くのパイロットを世に送り出してきた著者は、資格の取得以上に、その後プロとして活躍し続けることに重きをおいて育成を行っています。
著者はかつて単身渡米し、現地で操縦士資格を取得した際の経験から、世界で通用するパイロットになるためには、自己管理を徹底し、大きな負荷にも負けない心身を保つ、プロとしての使命感をもつことが必要だと考えるようになりました。
本書では、世界で通用するパイロットがもつべき使命感とは何か、そして使命感をもつパイロットになるために必要とされる資質について詳しく紹介しています。
パイロットを目指す人にとって、夢の実現をサポートする一冊です」
【著者略歴】
谷口一貴(たにぐち・かずき)
1987年7月10日生まれ。鹿児島県出身。父が小型機の整備士だったため飛行機は幼少期から身近にあり、自然と「パイロットになりたい」と思うようになった。高校卒業後、海上自衛隊に入隊し潜水艦乗組員として勤務。パイロットを志望し最終選考まで残るが、副鼻腔炎と誤診され断念せざるを得なかった。22歳で自衛隊を辞めて単身渡米、語学留学をしながらパイロット免許を取得。帰国後職を転々としたのち、31歳で再び渡米、旧知の教官と再会したことで一念発起し起業を決意する。2017年からRandy Works.Coという屋号でフライトスクールの紹介を行っていたが、「フライトスクール側も安定した質の高い顧客を求めている」ということに気づき、2020年11月、株式会社FLIGHT TIMEを創業。「世界に通用するパイロット育成」を理念に掲げ、資金面でのアドバイスや効率の良い訓練カリキュラムの提供はもちろん、社会性や人間力を重視する将来の働き方を見据えた緊密な支援を行っている。
関連リンク
幻冬舎メディアコンサルティング
雑誌
・「ザ・エアポート」月刊エアライン 23年7月号
・「1週間でできる!ANA vs JAL受験直前大作戦」月刊エアステージ 23年7月号
・「ブルーインパルス2023」Jウイング23年7月号
・「現代戦の要、空中早期警戒管制」航空ファン 23年7月号
・「次期高等ジェット練習機」航空情報 23年7月号
・「南国リゾートへGo!」航空旅行 vol.45
書籍
・「羽田空港アーカイブ 1931-2023」
・チャーリィ古庄『世界エアライン地図帳』
・京極祥江『エアライン制服図鑑1951-2023 日本と世界のエアライン制服ヒストリー』
・鶴岡路人『欧州戦争としてのウクライナ侵攻』
・ルーク・オザワ『ヒコーキ写真の撮り方 ミラーレスカメラ編』
・「世界航空機年鑑 2022~2023年」
・高尾泰朗『ANA 苦闘の1000日』
・大宅邦子『選んだ道が一番いい道』
・金子寛人『JALの現場力』