デルタ航空、ロサンゼルス空港にビジネス専用チェックイン

　デルタ航空（DAL/DL）は6月6日、ロサンゼルス国際空港にビジネスクラス「デルタ・ワン」専用チェックインエリアなどが完成したと発表した。ターミナル3で進めている改装プロジェクトの一環で、今夏に完成する見通し。

デルタ航空がロサンゼルス空港のターミナル3に開設したデルタ・ワン」専用チェックインエリア（同社提供）

　ロサンゼルスの改装プロジェクト「デルタ・スカイウェイ・アット・ラックス」の最後から2番目の主要フェーズが完了。デルタ・ワン専用チェックインエリアは、ターミナル3の下層階にあり、専用保安検査レーンや、ラウンジ「デルタ スカイクラブ」に直接向かうことができる。ラウンジの席数は100席増やした。

　また、ターミナル3のもう一つの入口につながる「西側ヘッドハウス」も完成。手荷物の預け入れや搭乗券の印刷ができるセルフサービス端末が設置され、乗客は自分でチェックインを終えて保安検査場に向かえる。今年後半には、手荷物預かり所と保安検査場にデジタルID技術を導入し、対象となる乗客が生体情報を使い、空港内をよりシームレスに移動できるようになる予定だという。

　デルタは、ロサンゼルスから今夏のピーク日には世界52都市へ150便以上を運航。6月5日にダラス・ラブフィールド、10月28日にオークランド（ニュージーランド）、12月16日にはジャクソンホール（ワイオミング州）とベイル（コロラド州）への就航を計画している。改装プロジェクトの最後はトム・ブラッドレー国際線ターミナルへの連絡通路で、今年8月に完成する見通し。

デルタ航空がロサンゼルス空港のターミナル3に開設したデルタ・ワン」専用チェックインエリア（同社提供）

デルタ航空がロサンゼルス空港のターミナル3に開設したデルタ・ワン」専用チェックインエリア（同社提供）

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