空港 — 2023年6月6日 17:30 JST

成田空港、パイプライン40周年で夏休み小学生向け見学会

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 成田空港を運営する成田国際空港会社(NAA)は、航空燃料を千葉港から内陸部に位置する空港へ運ぶパイプラインが8月に運用開始40周年を迎えることから、周辺に住む小学生向けに給油施設見学会を初開催する。

運用開始40周年を迎える成田空港のパイプライン(NAAの資料から)

運用開始40周年を迎える成田空港のパイプライン(NAAの資料から)

 全長約47キロに及ぶパイプラインのスタート地点である千葉港頭石油ターミナルから、地下のパイプライン、ゴール地点である成田空港の石油ターミナルを見学する。NAAでは、夏休みの自由研究などに役立てて欲しいという。

 対象はパイプラインが通る千葉市、四街道市、佐倉市、酒々井町、富里市、成田市在住の小学4、5、6年生。開催日は7月25日、31日、8月10日、16日で、時間は午前10時から午後4時30分までを予定している。1日あたり10人ずつ、計40人を募集する。見学内容は4日間とも同じで、1日のみ参加する。応募は成田空港のウェブサイトで6月26日午後5時まで受け付ける。

 成田空港は1978年5月20日に開港し、45周年を迎えた。今年3月末までの旅客数は累計11億4288万6249人で、国際線が10億4895万6404人、国内線は9392万9845人。現在は2029年3月末の第3滑走路(C滑走路)新設など、機能強化を進めている。

 パイプラインは、開港5年後の1983年8月8日に供用開始。1996年4月に四街道石油ターミナル設置、2003年4月には千葉港頭石油ターミナルに新タンク増設、2004年4月に第2給油センターの建設と、航空需要の拡大に対応して設備の増強が行われてきた。

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成田国際空港

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