韓国新興LCCのフライカンウォン(FGW/4V)は、国内・国際線の全便を6月30日まで運航停止している。同社が経営難により、継続運航が不可能と判断したため。
フライカンウォンは2016年4月に設立、2019年11月に就航した新興LCC。韓国北東部・江原道(カンウォンド)の襄陽(ヤンヤン)を拠点としている。同社の国際線は2022年10月に就航した成田を含め5路線、国内線は襄陽-済州の1路線で、このうち国際線は現地時間5月3日から、国内線は同月20日から、全便を運休した。同社は5月20日付の声明で「正常化のために最善を尽くす」としている。
同社のウェブサイトによると、7月以降の運航便は表示されているものの、予約を受け付けていないようだ。
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FLY GANGWON
フライカンウォン
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