ボーイングは現地時間6月3日、エア・タンザニア(ATC/TC)に767-300F貨物機を初納入したと発表した。タンザニアのかつての首都で同社が拠点とするダルエスサラームに初号機(登録記号5H-TCO)が到着した。ボーイングがアフリカの航空会社に767Fを直接納入したのは初めて。
エア・タンザニアは、生鮮品や医薬品などタイムリーな配送を必要とする貨物の輸出入を拡大するため、767Fを初めて導入した。
ダルエスサラームのジュリウス・ニエレレ国際空港を拠点に、ケニアの首都ナイロビ、インド最大の都市ムンバイ、アラブ首長国連邦のドバイ、中国の広州、ジンバブエの首都ハラレ、ナイジェリア最大の都市ラゴス、コンゴの首都キンシャサ、南アフリカ最大の都市ヨハネスブルグへ定期便を運航する。
エア・タンザニアは787-8を2機保有。また、787-8を1機と737 MAXを2機発注済み。
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Air Tanzania
Boeing
ボーイング・ジャパン
・エア・タンザニア、787-8導入へ(16年12月20日)