エア・ドゥ(ADO/HD)は5月29日、新社長に北海道瓦斯の常勤監査役を務める鈴木貴博氏(63)が就任すると発表した。6月27日開催予定の定時株主総会で正式に決定し、現社長の草野晋氏は総会後に退任する。また、エア・ドゥとソラシドエア(SNJ/6J)の共同持株会社であるリージョナルプラスウイングスの会長も、草野氏から鈴木氏に交代する。
鈴木氏は1982年に北海道東北開発公庫(現・日本政策投資銀行)入庫。日本政策投資銀行(DBJ)では法務・コンプライアンス部長、中堅・成長企業ファイナンスグループ長、東北支店長、常務執行役員を歴任し、現職は2015年から務めている。
エア・ドゥは、2022年10月3日に設立されたリージョナルプラスウイングスの100%子会社。エア・ドゥとソラシドの筆頭株主はDBJで、同年3月31日時点の持株比率は議決権ベースでエア・ドゥ株が32.49%、ソラシド株が19.24%だった。
関連リンク
リージョナルプラスウイングス
AIRDO
・エア・ドゥとソラシド、持株会社設立 草野会長、経営の独立性強調(22年10月3日)