ボーイングは現地時間5月22日、ビジネスジェット「BBJ」をVIP顧客から最大4機受注したと発表した。中型機の787-8型機をベースにした「BBJ 787-8」と小型機の737-7(737 MAX 7)がベースの「BBJ 737-7」を受注し、次世代大型機777-9(777X)をベースとしたビジネスジェット仕様「BBJ 777-9」はオプションとした。
受注した機種の内訳はBBJ 787-8が2機、BBJ 737-7が1機。顧客名は非公表。
BBJ 787-8は2機種で構成するBBJ 787のうち、胴体が短い787-8をベースとしている。航続距離は9960海里(1万8446キロ)。長胴型の787-9がベースのBBJ 787-9は航続距離が9475海里(1万7648キロ)となる。
BBJ 737-7は3機種で構成するBBJ MAXのうち、胴体が最も短い737-7をベースとしている。航続距離は6604海里(1万2230キロ)。このほか、標準型の737-8(737 MAX 8)がベースのBBJ 737-8(航続距離6465海里、1万1973キロ)と長胴型の737-9(737 MAX 9)がベースのBBJ 737-9(6355海里、1万1769キロ)で構成する。
開発中の777XをベースとするBBJ 777Xは、航続距離の長いBBJ 777-8と、客室内が広いBBJ 777-9の2機種を用意する。777Xのうち、座席数が少ない777-8をベースとしたBBJ 777-8は、航続距離が1万1645海里(2万1567キロ)で、客室内は302.5平方メートル。一方、座席数の多い777-9をベースとしたBBJ 777-9は、客室内の広さは342.7平方メートルで、航続距離は1万1025海里(2万418キロ)となる。
関連リンク
Boeing Business Jet
・ボーイング、777Xのビジネスジェット 地球半周、最長の航続距離(18年12月10日)
・ボーイング、BBJ MAX初号機納入 737 MAXビジネスジェット(18年10月17日)
これより先は会員の方のみご覧いただけます。
無料会員は、有料記事を月あたり3記事まで無料でご覧いただけます。
有料会員は、すべての有料記事をご覧いただけます。
会員の方はログインしてご覧ください。
ご登録のない方は、無料会員登録すると続きをお読みいただけます。
無料会員として登録後、有料会員登録も希望する方は、会員用ページよりログイン後、有料会員登録をお願い致します。
* 会員には、無料個人会員および有料個人会員、有料法人会員の3種類ございます。
これらの会員になるには、最初に無料会員としての登録が必要です。
購読料はこちらをご覧ください。
* 有料会員と無料会員、非会員の違いは下記の通りです。
・有料会員:会員限定記事を含む全記事を閲覧可能
・無料会員:会員限定記事は月3本まで閲覧可能
・非会員:会員限定記事以外を閲覧可能
* 法人会員登録は、こちらからお問い合わせください。
* 法人の会員登録は有料のみです。