コロナ後のアジア航空需要、カギ握る中国　神戸でACI総会、関西エアポートがホスト

　ACI（国際空港評議会）のアジア太平洋地区を担当するACI Asia Pacificは、「第18回ACIアジア太平洋総会」を神戸市内で開催している。「アジア太平洋・中東の回復」をテーマに、5月16日に18日までの日程で空港の関係者が参加し話し合いを進める。

第18回ACIアジア太平洋総会でACI アジア・パシフィックのステファノ・バロンチ事務局長（左から3人目）と握手する関西エアポートの山谷社長（左から2人目）ら＝23年5月17日 PHOTO: Yusuke KOHASE/Aviation Wire

—記事の概要—
・関西地区で初の総会
・ムノント議長「新路線の開拓重要」
・山谷社長「外的要因にさらされているのを痛感」

関西地区で初の総会

　第18回総会は関西と伊丹、神戸の3空港を運営する関西エアポート（KAP）がホストを務める。日本での総会は2018年以来5年ぶり2回目の開催で、関西地区で総会を開催するのは初めて。

　ACIは世界の空港業界団体で、

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