旅行会社などが加盟する一般社団法人日本旅行業協会(JATA)は5月15日、「パスポート取得費用サポートキャンペーン」を始めた。抽選で3210人に手数料の半額にあたる8000円分の電子ギフトをプレゼントし、パスポート取得を支援する。
応募資格は、9月30日までの期間内に10年間有効の一般旅券(パスポート)の新規または切替を申請し、7月1日から9月30日までの期間中にJATA会員旅行会社を通じて予約手配した海外旅行をした人。海外旅行出発時点で18歳以上の成人であることも条件になる。
キャンペーン特設サイトから必要事項を登録して応募し、当選すると8000円分の電子ギフトが当たる。電子ギフトはAmazonギフトカード、PayPay、LINE Pay、d POINT、QUO Payの5種から選択できる。応募する際、収入印紙と収入証紙で領収書が分かれている場合は、2枚とも必要になる。当選者には10月下旬に運営事務局から連絡する。
JATAによると、日本のパスポートはビザを取得することなく最も多くの国へ渡航できるパスポートとして5年連続でランキング首位を獲得しているものの、2022年の日本人のパスポート保有率は17.1%にとどまっている。
10年間有効のパスポートの手数料は通常1万6000円で、内訳は国の手数料1万4000円と都道府県の手数料2000円が必要になる。
関連リンク
パスポート取得費用サポートキャンペーン (JATA)
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