機体 — 2013年10月22日 11:51 JST

ボンバルディア、Cシリーズ30機の顧客公表 中国リース会社から

By
  • 共有する:
  • Print This Post

 ボンバルディアは現地時間10月18日、100席から149席クラスの小型旅客機Cシリーズを最大30機発注していた匿名顧客が、中国のリース会社CDBリーシング(CLC)であることを明らかにした。

初飛行を終えて着陸したCS100の飛行試験初号機(ボンバルディア提供)

 CLCは基本型となるCS100を5機、座席増加型のCS300を10機の計15機を発注。契約には両機種とも同数のオプションが含まれており、最大で30機となる。カタログ価格で30機の総額は約20億7000万ドル(約2030億円)。

 CLCでは原油高を背景に、既存の同クラス機をCシリーズに置き換えていく。この発表は北京で行われ、中国の習近平国家主席やカナダのデビッド・ジョンストン総督、ジョン・ベアード外相らも出席した。

 Cシリーズはエンジンに米プラット・アンド・ホイットニー社製ギヤード・ターボファン・エンジン「PurePower PW1500G」を搭載。9月にCS100の初飛行に成功した。CS100のローンチカスタマーであるスイス インターナショナルエアラインズ(SWR)は、2015年から就航させる。

関連リンク
Cシリーズ(ボンバルディア)
Bombardier
CDB Leasing

  • 共有する:
  • Facebook
  • Twitter
  • Print This Post