新潟空港を拠点に就航を目指す「TOKI AIR(トキエア)」は3月31日、国土交通省東京航空局(TCAB)からAOC(航空運送事業の許可)を取得したと発表した。1路線目は新潟-札幌(丘珠)線で、6月30日の開設を予定している。
機材は仏ATR製ATR72-600型機で1クラス72席。新潟-丘珠線は週4日間のみの運航で、運航する日は1日2往復設定する。
航空会社として事業を行うためには、国交省からAOCを取得する必要がある。トキエアは2022年11月30日にTCABへ申請し、安全性や持続的な運航が可能かを規定や訓練体制などを基に審査が進められた。
トキエアの計画路線は丘珠線のほか、新潟-仙台、中部、神戸の計4路線。年内の就航を計画しており、2路線目は仙台、その後に中部や神戸への就航を目指す。3月31日と4月1日は新潟空港で、4月3日からは新潟-仙台間での飛行訓練も予定している。
2号機
・トキエア、2号機が新潟空港へ到着(23年3月17日)
・ピーチA321LR 3号機やトキエア2号機が新規登録 国交省航空機登録23年1月分(23年2月12日)
・トキエア、2号機JA02QQが耐空証明書取得 初のカーゴフレックス仕様(23年1月28日)
・トキエア、2号機が那覇到着へ 新潟には1月末(23年1月17日)
トキエア
・全日空商事系がトキエアATR72新規登録 国交省航空機登録22年11月分(22年12月17日)
・トキエアのATR72、新潟空港へ到着 制服もお披露目(22年11月5日)
・トキエアのATR72、11月に新潟空港へ 初飛行は「未定」(22年10月11日)
・トキエア、ATR72受領 23年就航目標、県議会が融資懸念も(22年10月11日)
・トキエア、ATRと10年間の整備契約 新潟県は11億円融資へ(22年9月23日)