企業, 機体 — 2013年10月18日 07:48 JST

住友精密、ルフトハンザ・テクニークと提携

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 住友精密工業(6355)は10月16日、ルフトハンザグループで航空機整備の世界最大手ルフトハンザ・テクニークと業務提携を結んだ。

 提携により、住友精密のグループ会社で民間機向け降着装置事業の北米拠点「SPPカナダ・エアクラフト(SPPCA)」を通じて、北米や中南米、欧州の航空会社に対する降着装置の整備サービスを提供する。

 住友精密では、製造会社と整備会社が提携することで、他社との差別化を図るという。同社は2014年4月に、ANAホールディングス(9202)傘下の会社から整備事業を譲り受け、新会社化する予定。将来はアジアへの展開も検討している。

 同社は自衛隊機や民間機の降着装置を手がけており、三菱航空機が開発中のMRJや、ボンバルディアのCRJシリーズ、ホンダ エアクラフト カンパニー(HACI)のHondaJet(ホンダジェット)などの降着装置も請け負っている。

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