全日本空輸(ANA/NH)は、岡山空港の開港35周年を記念し、特別塗装機「ANA Green jet(ANAグリーンジェット)」を3月11日に運航する。サステナビリティ(持続可能性)をテーマにした特別塗装機で、空港では整備士の作業着を再利用したアップサイクルグッズの販売などを予定している。
同機で運航するのは1往復2便で、羽田を午前10時25分に出発して岡山へ午前11時45分に到着するNH653便と、岡山を午後0時30分に出発し午後1時45分に羽田へ着くNH656便。サステナビリティ活動の紹介ブースと物販コーナーを、空港1階に午前10時から午後1時まで設ける。販売は現金のみ。
岡山空港は1988年3月11日に新空港として開港した地方管理空港で、岡山県が運営。1962年10月13日開港の旧空港は岡南(こうなん)飛行場に改称した。
ANAの787は、国内線定期便の初便が2011年11月1日の羽田発岡山行きNH651便となり、岡山県出身の大橋洋治会長(当時、現ANAホールディングス相談役)も搭乗した。2021年10月31日には国内線就航10周年の記念フライトをNH653便で実施している。
関連リンク
ANA Future Promise(全日本空輸)
全日本空輸
・ANA、グリーンジェット2号機就航 SAFを国内線定期便で初使用(22年11月14日)
・ANAの787、国内線就航10周年フライト 岡山・広島へ(21年10月31日)