エアライン, 企業, 機体 — 2023年2月21日 08:37 JST

朝日航洋とJoby、トヨタ向けにeVTOL運航へ 空飛ぶクルマのシャトル便計画

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 トヨタ自動車(7203)傘下の朝日航洋は、「空飛ぶクルマ」と呼ばれるeVTOL(電動垂直離着陸機)を開発している米Joby Aviation(ジョビー・アビエーション)と共同で、トヨタ向けのeVTOLによる国内運航サービスの準備を始めた。トヨタ関連の役員や社員、顧客の移動手段としてサービス提供を計画している。

Jobyが開発中のeVTOL「S4」のイメージ(朝日航洋提供)

トヨタ関連のeVTOL運航で協業する朝日航洋の加藤浩士社長とJobyのJoeBen Bevirt創業者兼CEO(朝日航洋提供)

 米カリフォルニア州に本社を置くJobyは5人乗りのeVTOLを開発中で、最高時速は200マイル(約320キロ)を計画。1回の充電で最長150マイル(約240キロ)飛行でき、騒音を抑えられるようにするという。

 Jobyは2025年に米国内で商業運航を始める予定で、日本など海外展開を計画している。トヨタは2020年1月にJobyへの出資を発表した。

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