エアバス, エアライン, 機体, 空港 — 2023年2月8日 17:05 JST

大韓航空、羽田-ソウルにA321neo就航へ ビジネスはフルフラット

By
  • 共有する:
  • Print This Post

 大韓航空(KAL/KE)は2月8日、ソウル(金浦)-羽田線にエアバスA321neoを13日から就航させると発表した。ソウル発は13日、羽田発は14日が初便となり、A321neoのオリジナルグッズをプレゼントするキャンペーンもSNSで展開する。

*初便の記事はこちら

大韓航空のA321neoのビジネスクラス(同社提供)

 A321neoの座席数は2クラス182席で、ビジネスクラス「プレステージクラス」が8席、エコノミークラス174席。ビジネスクラスは単通路のナローボディ(狭胴)機では韓国初となるフルフラットシートを採用した。インテリアはエアバスの「エアスペース」を取り入れ、機内Wi-Fiサービスの提供を今年上期から始める見通し。

 個人用モニターはビジネスクラスが17インチ、エコノミーが13.3インチ。シートピッチはビジネスが63インチ、エコノミーが31-32インチ、シート横幅はビジネスが19インチ、エコノミーが17.8インチとなる。また、エンジンはプラット&ホイットニー(PW)製PW1100G-JMシリーズを選定した。

大韓航空のA321neo(同社提供)

大韓航空がキャンペーンでプレゼントするタグとストラップ(同社提供)

 ソウル発初便は13日のKE2105便で、ソウルを午後7時20分に出発して羽田には午後9時35分着。羽田発初便は14日のKE2106便で、羽田を午前9時45分に出発し、午後0時20分にソウルへ到着する。

 エアバスは、A321neoの大韓航空向け初号機(登録記号HL8505)を11月30日に引き渡したと発表。大韓航空はA321neoを30機発注済みで、2027年までに完納となる見通し。日本や東南アジア、中国などの短距離路線へ投入する。

 SNSキャンペーンでは、フライトタグやネックストラップをプレゼントする。

初便の運航スケジュール
KE2105 ソウル金浦(13日19:20)→羽田(13日21:35)
KE2106 羽田(14日09:45)→ソウル金浦(14日12:20)

関連リンク
大韓航空

ビジネスクラスはシックなフルフラット 大韓航空のA321neo、羽田-ソウル就航(23年2月14日)
大韓航空、A321neo初号機受領 アジア初「エアスペース」で手荷物収納棚を大型化(22年11月30日)
大韓航空、那覇-ソウル12/1再開 737MAXで週4往復(22年10月19日)
羽田-ソウル、2年4カ月ぶり運航再開 大韓航空は予約好調、8月めどに777再投入(22年6月29日)