大韓航空(KAL/KE)は2月8日、ソウル(金浦)-羽田線にエアバスA321neoを13日から就航させると発表した。ソウル発は13日、羽田発は14日が初便となり、A321neoのオリジナルグッズをプレゼントするキャンペーンもSNSで展開する。
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A321neoの座席数は2クラス182席で、ビジネスクラス「プレステージクラス」が8席、エコノミークラス174席。ビジネスクラスは単通路のナローボディ(狭胴)機では韓国初となるフルフラットシートを採用した。インテリアはエアバスの「エアスペース」を取り入れ、機内Wi-Fiサービスの提供を今年上期から始める見通し。
個人用モニターはビジネスクラスが17インチ、エコノミーが13.3インチ。シートピッチはビジネスが63インチ、エコノミーが31-32インチ、シート横幅はビジネスが19インチ、エコノミーが17.8インチとなる。また、エンジンはプラット&ホイットニー(PW)製PW1100G-JMシリーズを選定した。
ソウル発初便は13日のKE2105便で、ソウルを午後7時20分に出発して羽田には午後9時35分着。羽田発初便は14日のKE2106便で、羽田を午前9時45分に出発し、午後0時20分にソウルへ到着する。
エアバスは、A321neoの大韓航空向け初号機(登録記号HL8505)を11月30日に引き渡したと発表。大韓航空はA321neoを30機発注済みで、2027年までに完納となる見通し。日本や東南アジア、中国などの短距離路線へ投入する。
SNSキャンペーンでは、フライトタグやネックストラップをプレゼントする。
初便の運航スケジュール
KE2105 ソウル金浦(13日19:20)→羽田(13日21:35)
KE2106 羽田(14日09:45)→ソウル金浦(14日12:20)
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大韓航空
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