デルタ航空(DAL/DL)は、デトロイト-中部線を2月末に運休する。需要動向によるもので、再開の見込みは立っていない。最終運航はデトロイト発が現地時間2月27日、中部発は翌28日となる。
同路線は旧ノースウエスト航空時代の1998年に就航。当時は中部空港開港前で、旧名古屋空港へ乗り入れていた。ノースウエスト航空を吸収後はデルタ航空が引き継いだ。現在は週3往復で、デトロイト発を月曜と木曜、土曜、中部発を日曜と火曜、金曜に運航している。
機材はエアバスA330-200型機で、座席数は3クラス223席。ビジネスクラス「デルタ・ワン」が34席、プレミアムエコノミー「デルタ・プレミアムセレクト」が21席、足もとが広いエコノミークラス「デルタ・コンフォートプラス」が24席、エコノミークラス「メインキャビン」144席となる。
デルタ航空によると、需要動向により運休を決めたという。再開の見込みは立っていないものの「需要を注視していきたい」としている。運休後は1日1往復のデトロイト-羽田線や、太平洋路線で共同事業(JV)を展開する大韓航空(KAL/KE)の北米路線などの利用を促したい考え。
運航スケジュール
DL95 デトロイト(10:05)→中部(翌日14:10)運航日:月木土
DL94 中部(16:10)→デトロイト(14:30)運航日:日火金
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デルタ航空
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