1月7日午前10時ごろ、日本航空(JAL/JL、9201)の羽田発宮崎行きJL687便(ボーイング737-800型機、登録記号JA307J)が宮崎空港への着陸に向けて降下中、揺れに遭遇して乗客1人が肋骨(ろっこつ)を骨折するけがを負った。国土交通省航空局(JCAB)は23日、けが人が出たことから「航空事故」に認定した。
JALによると、JL687便は羽田を午前8時11分に出発し、宮崎には午前10時5分に到着。乗客134人(幼児3人含む)と乗員6人(パイロット2人、客室乗務員4人)が乗っていた。JL687便が宮崎空港へ降下中、着陸直前に機体が揺れ、乗客1人が座席のひじ掛けに胸を打って骨折した。骨折した乗客は、到着後数日後も痛みがあったことから病院で診察を受け、左第8、第9肋骨骨折と診断された。
骨折した乗客以外にけが人はいなかったという。
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