国土交通省と気象庁によると、1月24日から26日ごろにかけて、日本上空にこの冬一番の強い寒気が流れ込むため、日本海側を中心に大雪となり太平洋側でも大雪や積雪となるところがある見込み。航空各社では、24日は日本海側を発着する便を中心に欠航などの影響が出ており、日本航空(JAL/JL、9201)と全日本空輸(ANA/NH)の大手2社では国内線105便の欠航が決定。3600人以上に影響が出る見通し。
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気象庁によると、24日から26日ごろにかけて、北日本から西日本の日本海側では大雪となり、太平洋側の平地でも大雪となる所があり、全国的に非常に強い風が吹き、大しけとなる見込み。強い冬型の気圧配置は26日頃にかけて続く見込みで、27日ごろにいったん緩むものの、29日ごろにかけて再び強まる可能性があるという。
JAL
JALでは、24日は札幌(新千歳)午前9時30分発の新潟行きJL2872便や、羽田午後4時15分発の小松行きJL189便など国内線62便の欠航が決定。約2120人に影響が出る見通し。
24日に欠航や遅延、引き返し、他空港への着陸など運航に影響が見込まれるのは、利尻・札幌(丘珠)・奥尻・青森・秋田・花巻・新潟・小松・中部・関西・但馬・隠岐・出雲・岡山・広島・山口宇部・高松・松山・福岡・北九州・大分・長崎・熊本・鹿児島・種子島・屋久島・喜界島・奄美大島・徳之島・沖永良部・与論・与那国の各空港となる。
25日は、終日影響が見込まれるのが女満別・旭川・札幌(丘珠)・青森・三沢・秋田・新潟・小松、午前は岡山・広島・山口宇部・高松・松山・福岡・北九州・大分・長崎・熊本・鹿児島の各空港となる。
ANA
ANAでは、24日は、能登・福江・対馬発着が全便欠航し、新潟・富山・鳥取・米子・石見発着は一部便が欠航となり、国内線43便が欠航。約1500人に影響が出る見込み。25日も新潟・富山・鳥取・米子発着の一部便の欠航が決定しており、国内線5便が欠航し約200人に影響が出る見通し。
24日に欠航や遅延、引き返し、他空港への着陸など運航に影響が見込まれるのは、稚内・青森・大館能代・秋田・庄内・新潟・能登・富山・小松・中部・伊丹・関西・神戸・鳥取・米子・萩 石見・岡山・広島・岩国・山口宇部・徳島・高松・松山・福岡・佐賀・大分・熊本・長崎・対馬・五島福江・鹿児島の各空港となる。
25日に影響が見込まれるのは、能登・富山・小松・鳥取・米子・萩 石見・福岡・五島福江の各空港となる。
そのほかの航空会社も、最新情報をウェブサイトなどで確認するよう呼びかけている。
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・25日の航空各社、大雪で欠航330便超(23年1月25日 12:29 JST)