台湾の新興航空会社スターラックス航空(星宇航空、SJX/JX)は1月17日、台北(桃園)-成田線の機材をエアバスA350-900型機に大型化すると発表した。3月1日から5月31日までの期間限定で、A350の投入によりファーストとプレミアムエコノミーの両クラスを設定する。
A350の座席数は4クラス306席で、ファーストクラス4席、ビジネスクラス26席、プレミアムエコノミー36席、エコノミークラス240席。ファーストとビジネスは、プライベート空間を確保するためのスライドドアを設けた個室タイプとなる。
機材をA350に変更するのは、1日2往復の台北-成田線のうち、1便目の台北発JX800便と折り返しのJX801便。現在はA330-900(A330neo、2クラス297席:ビジネス28席エコノミー269席)で運航しており、A350の投入でファーストとプレミアムエコノミーを新たに設定する。
A350の内装は、小型機A321neoと中型機A330neoから継承され、BMWグループ傘下のデザインワークスが担当。シートは落ち着いた色合いのローズゴールドをメインにアースゴールドをあしらい、温かみのある素材を採用したという。また、描かれたイラストが実際に動き、乗客を迎えるウェルカムパネルを設けた。照明は飛行時間に応じて調整し、客室の雰囲気に変化をつけられるようにした。
4Kの個人用モニターを採用し、Bluetoothによるワイヤレス接続が可能。モニターのサイズはファースト32インチ、ビジネス24インチ、プレミアムエコノミー15.6インチ、エコノミー13.3インチとした。
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スターラックス航空
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