ノースロップ・グラマンは、第5世代戦闘機F-35「ライトニングII」向けの次世代アクティブ電子走査型アレイ(AESA)レーダーAN/APG-85の開発を進めていると、現地時間1月11日に発表した。
AN/APG-85は、F-35の全機種に対応。先進の多機能センサーを用いて、将来にわたる脅威を撃退する能力を備えており、制空権を確保する。高い戦場状況認識を提供することで、戦闘力や攻撃の有効性、生存率の向上につながる。
ノースロップ・グラマンは、F-35の中央胴体やAN/APG-81アクティブ電子走査型アレイ(AESA)火器管制レーダー、AN/AAQ-37分散開口システム(DAS)、AN/ASQ-242通信・航法・識別(CNI)アビオニクス・スイートなどを手掛けている。
関連リンク
Northrop Grumman
F-35 Lightning II
・F-35、米国防総省が最大398機発注 TR-3初搭載へ(22年12月31日)
・PW、F-35向けエンジン1000基目納入(22年9月10日)
・英BAE、F-35の電子戦能力向上(21年12月17日)
・防衛省、STOVL機にF-35B選定 いずもでの運用視野に(19年8月17日)
・F-35Aは1機116億円 防衛省、中期防の単価初公表(19年1月9日)