ポーター航空、E195-E2北米初導入

　エンブラエルは現地時間12月21日、カナダのポーター航空（POE/PD）にリージョナルジェット機E195-E2の納入を開始したと発表した。初号機を含む2機を引き渡し、年明けにはさらに3機を追加納入する見通し。E195-E2は北米初導入となる。

ポーター航空のE195-E2（エンブラエル提供）

　ポーターのE195-E2は1クラス132席を設定。2021年7月にE195-E2を30機確定発注し、このほか50機をオプション（仮発注）とし、最大80機の導入を決めた。今年に入り20機を追加発注し、計50機の確定発注を決定した。オプションにはE195-E2より小型のE190-E2へ機種変更できる権利も設定する。

　E195-E2は、3機種で構成するエンブラエルの次世代リージョナルジェット機「E2」シリーズのうち最大の機体サイズで、メーカー標準座席数は1クラス132-146席、3クラス120席。従来のE195と比較し、3列増やした。航続距離は2600海里（4815キロ）で、300海里（555.6キロ）延ばした。また、同社の旅客機では最大の大きさとなる。

ポーター航空のE195-E2（エンブラエル提供）

ポーター航空のE195-E2（エンブラエル提供）

ポーター航空のE195-E2の機内（エンブラエル提供）

ポーター航空のE195-E2の座席（エンブラエル提供）

関連リンク
Porter Airlines
Embraer

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