空港 — 2022年12月20日 12:45 JST

広島空港、旅客保安サービス料導入 1/4から国際線

By
  • 共有する:
  • Print This Post

 広島空港を運営する広島国際空港(HIAP)は12月19日、国際線の利用客から旅客保安サービス料(PSSC)を徴収すると発表した。国際線を再開する2023年1月4日から導入する。

国際線旅客保安サービス料を導入する広島空港=PHOTO: Yusuke KOHASE/Aviation Wire

 1人あたりの金額は税込み210円で、大人と子供同額。利用者が航空券を購入時に、運賃に含めて徴収する。1月4日搭乗分から対象となるが、同日以降に発券された航空券が対象になる。

 PSSCは保安施設の整備・維持管理と保安サービスの提供に充てる。HIAPは、航空会社が空港使用時の料金負担軽減につながり、路線拡充を目指すと説明している。

 広島空港の国際線は2020年3月23日の運航を最後に全便を運休しているが、来年1月4日から台湾のチャイナエアライン(中華航空、CAL/CI)が台北(桃園)線を再開。同空港は2021年7月1日に民営化され、民営化後初の国際線となる(関連記事)。

関連リンク
広島国際空港
広島空港

広島空港、民営化後初の国際線 23年1月からチャイナエアライン、2年9カ月ぶり(22年10月14日)
広島空港が民営化 新型コロナで3カ月遅れ、出発初便はJALディズニー塗装機(21年7月1日)

  • 共有する:
  • Facebook
  • Twitter
  • Print This Post