エアバス, エアライン, 機体, 空港 — 2022年10月24日 14:50 JST

スターラックス航空、関空にA330neo1月導入 12月から増便

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 台湾の新興航空会社スターラックス航空(星宇航空、SJX/JX)は、台北(桃園)-関西線を12月1日から増便し、2023年1月20日からは中型機のエアバスA330-900(A330neo)型機を投入する。日本路線へのA330neo投入は、11月1日から予定している成田線に続いて2路線目となる。

スターラックス航空のA330neoのビジネスクラス(同社Twitterから)

 12月からは1日2往復に増便。機材はA321neo(2クラス188席:ビジネス8席、エコノミー180席)を使用する。運航スケジュールは、台北発関西行きが午前8時50分発のJX820便と午前10時20分発のJX822便、関西発台北行きが午後1時25分発のJX821便と午後2時45分発のJX823便を運航する。

 1月から投入するA330neoの座席数は2クラス297席で、ビジネスクラス28席とエコノミークラス269席。台北午前8時50分発のJX820便と、折り返しの関空午後1時25分発のJX821便に投入する。

 ビジネスクラスは1-2-1配列で、全席が通路へアクセスしやすい構造。銀色のシェル型フルフラットシート、パーティションを導入し、プライベートな空間を確保した。ペットボトルやヘッドホンなどの手荷物を収納する収納棚や化粧鏡、3段階の明るさ調整可能な読書灯、スマートフォンなどのワイヤレス充電装置を備えている。

 エコノミークラスは2-4-2配列で独レカロ製シート。快適さと雰囲気、サービス、デザインの4つの側面を考慮し設計されたという。手荷物収納棚の容量を66%拡大し、客室のLED照明はフライト中にさまざまな色を表現できる。

 スターラックスは、エバー航空(EVA/BR)で会長を務めた張國煒(チャン・クォウェイ)氏が2018年5月に設立したフルサービス航空会社(FSC)で、2020年1月23日に就航。台北-マカオ、ダナン、ペナンの3路線を同時開設した。日本路線は同年12月15日就航の関西線、翌16日の成田線、今年2月17日の福岡線で計3路線となった。10月28日には台北-札幌(新千歳)、那覇の2路線を開設し、5路線に拡大する。

スターラックス航空のA330neo(同社Twitterから)

スターラックス航空のA330neoのエコノミークラス(同社Twitterから)

運航スケジュール
台北→関西
JX820 台北(08:50)→関西(12:15)機材:1/20からA330neo、1/19までA321neo
JX822 台北(10:20)→関西(13:45)機材:A321neo

関西→台北
JX821 関西(13:25)→台北(15:40)機材:1/20からA330neo
JX823 関西(14:45)→台北(17:00)機材:A321neo

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【お知らせ】
スターラックス航空から「JX824便」として発表した便名が、正しくは「JX822便」であるとの連絡がありました。記事内の便名は修正済みです。(22年10月25日 08:43 JST)