全日本空輸(ANA)は9月24日、機体工場見学者が累計78万7000人に達したことを記念し、ボーイング787型機の窓を加工した記念品などを来場者にプレゼントした。来場者には事前に知らされず、整備士たちがサプライズで実施した。
78万7000人目の見学者は埼玉県在住の小学1年生、浜田あいさん(7)。贈られた記念品は、アクリル樹脂製の窓を加工したもの。これまで実際に使用されていたもので、整備士たちが1週間ほどかけて製作した。また、来場した69人の見学者全員に、787の機体で使用されているカーボンファイバーを材料に使用したしおりとメッセージカードが配られた。
母親と共に訪れたあいさんは、「うれしいです」と恥ずかしがりながら、記念品を手にしていた。
ANAでは1993年9月から工場見学を開始。インターネットでの予約は数カ月先まで埋まっている人気スポットで、昨年1年間でのべ6万5000人が訪れた。
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