ボーイングは現地時間9月27日、航空機リース世界最大手のエアキャップに100機目の737-800BCF(ボーイング・コンバーテッド・フレーター)を引き渡したと発表した。改修はBSAS(ボーイング上海航空サービス)が実施した。
エアキャップは737-800BCFのローンチカスタマーで、確定発注が65機、オプションが9機。リース会社で最多の同型機を貸し出している。同社はブラジルのゴル航空(GLO/G3)の物流事業部門GOLLOG向けに100号機をリースし、ラテンアメリカのeコマースを担う。
小型旅客機の737-800を貨物機に改修した737-800BCFは、2018年就航。最大23.9トン(5万2800ポンド)の貨物を積み、約3750キロ(2025海里)運航できる。客室部分を転用するメインデッキの貨物スペースには、標準サイズのパレットを11、半分のパレット1つを搭載できる。
現在737-800BCFの改修拠点は3カ国に5つあり、BSASは2番目に開設。20社以上の顧客から250機以上の受注とコミットメントを獲得している。
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